【論文式試験】第3問(H23/2011)
- okaikeikochira
- 2022年7月21日
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問1
(出題論点)
更新予定
(出題の趣旨)
個別貸借対照表における諸資産(機械装置及び投資有価証券)並びに諸負債(資産除去債務及び社債)の金額がどのように計算されるかを問う計算問題、そして連結株主資本等変動計算書がどのように作成されるか、を理解しているかどうかを問う総合計算問題である。前者は個別財務諸表の、後者は連結財務諸表の問題であるが、いずれも標準的な難易度の数値計算が確実にできるかどうかを確認するための出題である。
問2
(出題論点)
更新予定
(出題の趣旨)
(1)資産除去債務についての知識を問う理論問題である。資産除去債務と有形固定資産の関連性についての一歩踏み込んだ理解度を問うている。資産除去時点までに資産除去債務を引当金のような形で計上するのではなく、資産取得時等に現在価値で資産除去債務を計上すると同時に有形固定資産の取得原価に同額を加算することの理由を理論的に説明できることが望まれる。
(2)個別貸借対照表における純資産項目の区分についての基本的な知識を問う理論問題である。株主資本とそれ以外の項目を分けて表示することがいかなる意味で、意思決定に有用な情報となるのか、という点について理解していること、とりわけクリーン・サープラス関係や株主資本とそれ以外の項目の差異を明確に理解していることが望まれる。



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