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【論文式試験】第5問(H19/2007)

  • okaikeikochira
  • 2022年7月21日
  • 読了時間: 2分

(出題論点)

更新予定


(出題の趣旨)

本問は、在外子会社等を含む連結グループを題材に、連結財務諸表の作成およびその理論的背景の説明を求める総合的な問題である。

問1は、在外支店の外貨表示財務諸表と在外子会社の外貨表示財務諸表の換算方法に起因する換算差額の性格の相違点の理解を問うとともに、在外子会社の外貨表示財務諸表の換算によって生ずる換算差額を純利益に含めるか否かについて意見を求めている。

問2は、海外に設立した子会社が新株予約権を親会社に対して発行している場合において、同子会社の資本連結手続に関連して株主資本および新株予約権に係る為替換算調整勘定を算定するなどの能力を問うている。

問3は、第三者から株式を取得して持分法適用会社とした海外の会社について、持分法適用による会計処理および追加取得して連結子会社とした場合の会計処理を問うている。

問4は、第三者から株式を取得して連結子会社とした海外の会社について、土地の評価差額およびのれんの会計処理を行う能力を問うている。さらに、当該会社の株式を売却して持分法適用会社とした場合において、当該売却についての会計処理を行う能力を問うている。

問5は、上記の問2から問4で得られた結果を利用して、連結グループの連結財務諸表の期末の利益剰余金の金額および為替換算調整勘定の金額を算定する能力を問うている。

問6では、持分法の適用に伴う未実現損失の控除方法の留意点について、複数の問題点を整理し、分析する能力を問うている。

 
 
 

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